2006年10月29日

使い捨て匿名Webメール「myTrashMail」が便利

簡単手軽なスパム対策

myTrashMail.com

登録すると宣伝メールが届くようになりそうだが、サービスを試すためにはメールアドレスの登録は必須というサイトは多いもの。そういう場合、今までであれば使い捨て用にYahoo!メール、hotmailなどのフリーメールを捨てアカウントで利用するという方法をとっていた方が多いのではないかと思いますが、フリーメールサービスとはいえ登録は面倒です。

そういう場合に利用したいのが使い捨てに便利な「myTrashMail」。登録も必要無しで、単にアカウント名(example@mytrashmail.comのexampleの部分)に任意の文字列を指定すればそのアドレス宛に届いたメールを見る事が出来ます。つまり、怪しげなサービスにメールアドレスを登録する場合は「myTrashMail」の任意のアドレスを指定しておけば良いわけで、何か問題があってもメールアドレスを捨ててしまえばいいわけです。

もちろんアカウント名さえ分かってしまえば誰でもメールを読めるわけですから大事なメールが届くアドレスには利用できませんが、ウェブに慣れている方にとってはいろいろと利用用途を思いつくのではないでしょうか。

また、"匿名ブラウザ「Torpark」の必要性"で紹介した匿名ブラウザ「Torpark」を利用すれば簡単にさらに高度な匿名性を確保できるものと思われます。
タグ:メール
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2006年10月28日

YouTubeへのリンクは違法?−日本の著作権の問題点

YouTube利用方法のグレーゾーンへの一解釈

ITmedia:「YouTube人気動画リンク集」は合法か

最近、何かと話題となるYouTube。これだけ話題となるとYouTubeにアップされた動画にリンクを貼るサイトも当然、膨大な数となるわけだが、小倉秀夫弁護士がYouTubeにアップされている著作権侵害動画にリンクを貼る事は「自動公衆送信権侵害のほう助」となる可能性を指摘している。

確かに明らかな著作権侵害動画へのリンクは著作権的にグレーゾーンであると感じてはいたが、かといって著作権侵害物へのリンクを違法としてしまうとそもそもインターネットによる情報公開が非常に危険な事となる。例えば、どこかのブログ記事に興味深い事が書かれていると思いリンクを貼ったが、実はそのブログ記事は雑誌からの転載だったという事も充分にありうる。もちろん、故意でなければ問題無いという論点もあろうが、リンク先が著作権侵害コンテンツであると知って故意にリンクを貼ったという事を、リンクを貼った本人以外が判断するのは難しい。このような曖昧な法運用は危険となりうる。

また、同記事において白田秀彰助教授が「著作権法が現在のネット社会に合わなくなってきているのではないか」との指摘があるが、この点については以前の記事(JASRAC・テレビ局がYouTube動画3万件を削除申請)でも書いた通り、私も非常に似た考えを持っている。もちろん、著作権の必要性は理解しているつもりであるし、自らの著作物が法律で保護され、それによって正当な対価や名声を得られるようにする事は著作者のモチベーションを高める重要な要因であろうから著作権は無くてはならない権利だと考える。

しかし、現状では創作者のモチベーションを高めるプラスの効果よりも、既得権益により成功者を固定してしまうマイナスの効果の方が大きいと思われる。このマイナス効果を表す顕著な事件としてJASRACが著作権による保護期限を著作者の死後50年から70年に延長するよう要請した事例があげられる。この事件は著作者を尊重しているというよりも、明らかにJASRACという著作権団体による既得権益の維持を目的としていると考えられる。

つまり、既得権益者が著作権に関して柔軟な発想を持つ事ができなければ、日本からウェブを引っ張る企業が現れる可能性は極めて低いと言わざるを得ない。その点からも、YouTube動画へのリンクだけで罪に問うのはもってのほかであると言える。
タグ:YouTube 著作権
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2006年10月26日

CubeWorld、棒人間の世界

CUBE WORLD SERIES2 PACK1(MIC/DUSTY)昨年のクリスマスにアメリカでヒットしたといういかにもハマりそうなCubeWorldがプチ流行の気配を見せているようです。

何が良いかと言うと、やはり棒人間の不思議な行動。クレイジーながらも微笑ましい棒人間の世界は小学生の四コマ漫画の世界を連想します。また、「モーションセンサー」によりキューブの向きを判別し、横に倒すと棒人間が転倒して怒り出すといった様子も見ることができます。

また、複数のCubeWorldを繋げる事により双方の棒人間が連携した行動を見せるなどシンプルですが、なかなか奥が深そうなグッズですね。部屋に飾っておいても良さそうですし、持ち歩いて疲れた時に見ると和みそう。

なお、価格は2個4410円(定価)。やや高めですかね。1個あたり2000円以下であれば、さらに流行するのではないかと思われます。

「CubeWorld」、クリスマスに向けて覚えておいて損はないキーワードかと。

バンダイ:CubeWorldオフィシャルサイト
CubeWorld商品詳細(Amazon.co.jp)
タグ:cubeworld
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2006年10月24日

Yahoogleは使えない

マッシュアップの基本形

Yahoogle(ヤフーグル)

マッシュアップ(複数のAPIを混ぜたWEBサービスを作る事)といった場合、まず思いつくのがYahoo検索とGoogle検索の統合という方も多いように思いますが、それを実現したサービスが表れたようです。と言っても考え方としては全く目新しいものではないので、Yahoogle登場以前に既に同様のシステムを公開していた方もいるのではないかと思いますが、企業として作ったという事にYahoogleの意義がありそうです。

複数の検索を統合する場合、それぞれの検索結果をどのように評価して表示順位を決定するかのアルゴリズムが重要となるわけですが、残念ながらYahoogleのアルゴリズムの質は低いです。同じページが複数、引っかかるという事が多い。現状ではYahoo、あるいはGoogle単体で検索した方が良い結果を得られる可能性が高い。

多くのAPIが登場してきて様々な組み合わせでマッシュアップできるのだから、企業として取り組むのであればもう少し高性能、あるいはもう少し工夫のあるシステムを作っても良かったのではないか。ただ、サイトの目的の一つが「マッシュアップ」の認知度向上らしいので、その点では評価するが。

ちなみに、「円高ギル安:10月23日記事」でも指摘されていたが、Yahoo APIおよびGoogle APIの規約には抵触していないのだろうか?
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2006年10月23日

夢を追うはてな、収益を追うmixi

企業は夢か、お金か

シリコンバレーからの手紙:ある若者の「冒険」への小さな不安と大きな期待

Web2.0を体現している日本企業の筆頭とも言われている「はてな」と「mixi」。「mixi」は先日、上場を果たし大企業への階段を駆け上がっているのに対し、「はてな」はアメリカでゼロからのスタートをしようとしている。言うなれば「mixi」が収益を追求し、「はてな」が夢を追いかけたと言えるのではないかと思います。(もちろん、「mixi」も何かしら夢があるでしょうし、「はてな」も収益は考えるでしょうが)

"お金"と"夢"。どちらか一方が欠ければ企業としての根幹が揺るぎます。"お金"が無ければ経営悪化、ひどい場合は倒産。"夢"がなくなれば既得権益を守るだけとなり企業としての存在価値はなくなる。しかし、どちらを重視するかは企業次第。

高度経済成長期の企業人であれば"お金"は重要な要素だったのでしょうが、現在であれば"お金"の重要性は相対的に落ちてきていると思います。「はてな」近藤淳也社長の「必要以上のお金は必要無い」という考えにも納得できる部分もある。ライブドアの事例を見ても明らかな通り、沢山のお金があっても幸せになれるとは限らない。また、世界一の大富豪であるビル・ゲイツも「金持ちになんてならなければ良かった」という発言をした事もあります。つまり、必要以上のお金があっても決して幸せではない可能性があります。それならば、「はてな」のような夢を追うという方法も有りでしょう。

もちろん、何だかんだと言っても企業にとってお金は重要である事には変わりありませんから、アメリカ進出というリスクの高い行動により「はてな」の経営が傾くという可能性がある事は否定しません。しかし、新たなベンチャー像として「(お金ではなく)夢にこだわる」というスタイルを示してくれる事を期待したい。
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2006年10月21日

JASRAC・テレビ局がYouTube動画3万件を削除申請

法律的に正しくても、感じる違和感

ITmedia:YouTubeが動画3万件を削除 日本のテレビ局やJASRACが要請

JASRACおよびテレビ局などが10月2日から6日までの5日間を「YouTube対策強化週間」と定めて、YouTubeに掲載されている著作権的に問題のある動画約3万件について削除申請を行なったようです。著作権に異常に敏感なJASRACやテレビ局の事ですから、いずれはこうなるだろうとは思っていましたが、思ったよりは遅かったという印象ですね。やはり、YouTubeがGoogleに買収された事により利用者が増える事を見越しての措置でしょうか。

ただ、画質も悪く、数分の長さしかないYouTube動画がテレビ局に大きなマイナスの影響を与えていたとは考えづらいですし、これほどまでに敏感に反応する必要があったのかは疑問。24時間マラソンの恫喝事件のようなものを動画付きで指摘されてしまうのはテレビ局としては都合が悪いのでしょうが。

法律的には全くもって正しい今回のJASRAC・テレビ局の行動ですが、何故か違和感を感じてしまうのも、また事実。「これはひどい:YouTube3万件削除事件」で指摘されている「著作権そのものに不備がある」という意見に頷ける部分がある。やはり、テレビ放送という公共財を利用して流された番組をテレビ局が独占的に利用するというのはいかがなものか。引用などの解釈範囲を広げても良いように思われる。

現状では、JASRACやテレビ局などの著作権団体に「私たちの手のひらの上で楽しんでください」と言われているようで、あまりいい気はしない。
タグ:YouTube 著作権
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2006年10月19日

パスワードをメモってもセキュリティを確保する方法

パスワードをメモする人がある程度のセキュリティを確保するには?

ITmedia:パスワードをメモる社員は3分の1

「パスワードをメモる社員が3分の1」というのはアメリカのデータではありますが、おそろく日本でも同じくらいの割合の方がパスワードを紙やテキストファイルにメモっているのでないでしょうか。

確かにメモしておきたい気持ちは充分に分かるのですが、メモしてしまうとセキュリティ面で非常に危険であるのは周知の通り。かと言って、メモもせずにいると忘れてしまいそうで怖い。では、どうするか?

おそらく多くの方がパスワードをメモしようとするのはいくつものサービスで違ったパスワードを利用しているためだと思われます。違ったパスワードを利用する事自体はセキュリティ的に正しいのですが、やはり管理するパスワードの数が多くなってしまうと全て覚えるのは至難の業。

そこで簡単な方法でセキュリティを少し高めることが出来るのが、「独自の暗号化を使う方法」です。暗号化の最も基本的なものとしては1文字ずつずらすという方法があります。例えば「web」という文字を1文字ずつずらせば、「xfc」という文字列になります。

これを利用してパスワードに「xfc」を設定し、紙には「web」とメモしておけば、メモを見られただけではパスワードは洩れず、若干のセキュリティ向上につながります。そして利用者としてはパスワードはメモしてあるわけですから、暗号化の方法だけ覚えていれば、パスワードを思い出せない時はメモしてある文字に独自の暗号化を適用すれば良いわけでパスワードを覚える手間がだいぶ軽減されます。なお、暗号化の方法は1文字ずつずらすという方法に限らず、様々な方法があるでしょう。「独自の暗号化」という方法を利用する事によって、ただ一つの暗号化手法を覚えておくだけで済み、複数のパスワードの管理が非常に楽になります。

但し、この方法も絶対的に安全な手法というわけでもないので、特に重要な情報にアクセスするパスワードの場合はメモしない事をお勧めします。

タグ:password Security
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2006年10月17日

Wiiを使ってYouTube動画をテレビで楽しめる・・・のか?

Wiiの新しい使い方の提案

Airtight:Coming Soon - YouTube on your TV
GIGAZINE:「wii」を買うとYoutubeの動画をTVで見られるかもしれません

Wiiに搭載予定のブラウザ・Operaを使うことにより、テレビでYouTubeを楽しめるのではないかという提案ですが、実際には無理があるのではないかと。

もちろん、Operaを使ってYouTubeの動画を表示する事自体は出来るような気がしますが、YouTubeの場合、画質の悪い動画が大半なのでテレビ画面の大きさだととても見れたものではないでしょう。Googleによる買収の影響で画質の良い動画を見られる環境が整っていくのであれば話は別ですが。
タグ:YouTube Wii
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2006年10月15日

Yahoo!と新聞社が生み出した無断リンク禁止論者

Web2.0の時代に何故、無断リンク禁止論者が存在するのか。

今ではサイト内コンテンツさえ自由に利用してもらおうというオープンなWeb2.0の考え方が広まりつつあるわけですが、依然として無断リンクを禁止するサイトであったり、あるいはトップページリンクに限るサイトが見受けられます。

では、何故、リンクに制限を加えようとするサイトが依然として少なくないのか。これにはYahoo!と新聞社が少なからず影響を与えていると思われます。

まず、Yahoo!は今でこそYSTを採用し、メインをロボット型検索エンジンに切り替えていますが、以前はYahoo!で検索するとまずYahoo!ディレクトリ登録サイトが表示されていました。ディレクトリは簡単に言ってしまえば「大規模なリンク集」であるわけですから、利用者は必然的にサイトのトップページにアクセスする事となります。Yahoo!は日本では最大手のポータルですし、ウェブに慣れていない方の中では特に人気があると思われます。つまり、ウェブに慣れていない方がディレクトリを見て、「リンクとはトップページにするべき」という考えを持ってしまったのではないでしょうか。

望むにしろ望まざるにしろ個別ページへのリンクを作り出してしまうGoogleやYSTなどのロボット検索は、「トップページにリンクすべき」という考えを持っている方にとっては迷惑なものなのだと思いますが、時代の流れとしてロボット検索が主流になっています。それに大流行しているブログの人気の要因の一つが「各記事が単独でURLを持つ」という点にある事を考えると、やはり個別ページへのリンクを禁止するのはナンセンスでしょう。

次に新聞社は、その大半が個別記事へのリンクを禁止しています。しかし、法的拘束力が無いうえ、道義的に問題があるとは言っても企業に道義心を感じる人は少ないので、ほとんど効果は無し。ただ、新聞社がリンク禁止しているだけなら大した問題では無いのですが、影響力の強い新聞社のサイトがリンク禁止を明言する事によってウェブに慣れていない読者までもが無断リンクを禁止するのは自然な事と勘違いしてしまうのが問題ではないでしょうか。

ウェブにとってリンクは極めて重要な機能であるため自由なリンクに制限を加えるとウェブの発展に甚大な悪影響を与えかねません。そういう点で自由なリンクを禁止するべきではないでしょう。新聞社にとっても広告収入の問題などがあるのでしょうが、影響力のあるサイトが無断リンク禁止を唱えるのはウェブ全体にとってはマイナスです。

ここまで書きましたが、個人的には個人サイトが無断リンク禁止を唱えるのは一向に構わないと思います。無断リンクを禁止する方の価値観まで否定するつもりはありません。無断リンク批判が行き過ぎると「suVeneのあれ:無断リンクにまつわる何だかなぁって話」で述べられているような過度な悪ノリを生みかねないわけですし、これはあまり好ましい状況ではありません。

ただ、無断リンク禁止を唱えるうえでは、世間的には「リンクは自由」と考える方が多い事を理解したうえで、あくまで「抑止力」程度に考えておくのが、調和が取れていると言えるのはないでしょうか。実際にリンクされたからと言って抗議するのはリンク自由論者の価値観を否定しており、決して良い反応ではないと思われます。

そして、「何故、無断リンクを禁止しているのか」を自分なりに考えて、もしYahoo!や新聞社などのために無意識のうちに「無断リンク禁止」、あるいは「リンクはトップページのみ」としてしまっているなら、リンク自由の考え方に触れてみるのも良いかもしれません。
タグ:yahoo リンク
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2006年10月14日

Apple、赤いiPod nanoで10ドルの寄付

赤い「iPod nano」を買って国際貢献。

ITmedia:赤いiPod nano、登場
Apple Store:iPod nano (PRODUCT) RED Special Edition

4GB仕様で、値段はこれまで通り23,800円。うち10ドルが「世界エイズ・結核・マラリア対策基金」に寄付されるそうです。値段が変わらないため、実質的に消費者側の負担はありませんし、なかなか粋なキャンペーンではないでしょうか。それにAppleらしくスタイリッシュなカラーですし、人気が出そうです。

タグ:ipod
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2006年10月12日

メールクライアント「Eudora」が2007年オープンソース化

定番メールクライアントが遂にオープンソース化へ。

ITPro:メール・クライアント「Eudora」将来は無償化,Mozilla技術を採用
QUALCOMM:プレスリリース

有料メールクライアントの中では群を抜いた知名度と信頼感を誇っていた「Eudora」がThunderbirdの技術をベースにオープンソース・無償化への流れに傾いた事は驚かされました。しかし、メールクライアントという基本的ソフトウェアを有料で販売する事の限界が見えたのではないでしょうか。

もちろん、サポート体制が整っている事の信頼感という点では有料ソフトが優れています。しかし、機能という点では、既にオープンソースとして公開されているThunderbirdが優れた性能を持ち、多彩な拡張機能によって自分好みのカスタマイズを追及できるようになっているので、機能にこだわる利用者であっても必ずしも有料ソフト「Eudora」を選ぶ必要はなくなっています。

私としては、基本的なソフトウェアで稼げる時代は終わりつつあると考えているので、今回の長い歴史を持つ定番ソフト「Eudora」のオープンソース化がその象徴的な事のように感じます。一つの会社の考えのもと作られたソフトウェアよりも、多くのプログラマの手により日々、成長するオープンソースの方が利用者にとっての利便性は高くなると思います。そういう点でも今回の「Eudora」オープンソース化によりThunderbird技術が「Outlook Express」への対抗馬としてのより強力なものとなれば、どのメールクライアントの利用者にとってもメリットがあるのではないでしょうか。

今後はThunderbird技術を採用した「Eudora」がどのような発展をしていくのかが楽しみです。

[関連記事]GIGAZINE:メールソフト「Eudora」が2007年前半にオープンソース化
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2006年10月09日

mixi(ミクシィ)の問題点−画一的なマイミク関係

mixi(ミクシィ)と言えば閉じられた環境により自分を表現しやすいという考え方もありました。しかし、実際にはオープンなブログよりも表現を制約されているのではないでしょうか。

例えば、匿名なブログでは「他人の誹謗中傷はしない」などの基本的マナーと「実生活に影響を与えかねない情報は書かない」という事さえ守っておけば、どのような情報でも書けるでしょう。日本人は自己主張はあまりしない民族だとは思いますが、良くも悪くもブログ上では存分に自己主張しているという方も多いと思います。(なお、こちらの記事での事例のような事を起こしかねない方はネット上での情報公開にはより慎重になった方が良いと思われます。)

ところがmixi上では普段以上に発言が制限されているように思われます。これは何故なのか?私も理解しきれずにいたのですが、↓の記事を読んで解決に大きく近づいたように思いました。

カツ紅:そしてボクはmixiに絶望した
ish:mixi疲れと友達の友達

つまり、「周りは知人だけの閉鎖的空間である→より自由に意見を発表できる」という論理自体が実は成り立っていなかったといえるのではないでしょうか。ウェブに慣れていた方がmixiを始めた時に感じることが多いという違和感はこれなのではないかと思われます。

実生活では多くの方は相手によって多少なりとも付き合い方を変えていると思います。例えば、仕事上の同僚とはクールに仕事の話、それに対し友人とはマニアックな趣味の話というような方もいるでしょう。しかし、mixiでは「仕事上の同僚」も「趣味の合う友人」も同じマイミクという枠組みの中に入る。人間というのは普段の姿と違う姿を他人に見せる事に不安を感じるものなので、「同僚向けのクールな仕事の話」も「友人向けのマニアックな趣味の話」も出来ず、結局は無難な面白みのない話に終始してしまいます。

これに以前の記事(mixi(ミクシィ)上場前夜〜SNSの問題点)で書いた「"マイミクが日記を書けば必ずコメントする"、"コメントがあれば必ずレスする"というような"暗黙の了解"」の問題が重なります。つまり、無難な面白みのない記事に何かしらコメントをしなければいけないわけです。例えば「今日はモスバーガーで昼食をとりました。」というような本人以外には何の興味もない日記に対しても何かしらコメントしなければなりません。そして、投稿されるコメントも「私も先週、行きました。」、「おいしいですよね。」というような面白みのないものばかり。「給料安いんだからマクドナルドの100円バーガーで我慢」というような軽い毒のあるコメントを見ることなど滅多にありません。

つまり、mixiは無難な投稿しか出来ない画一的なマイミク関係を作り出していると言えるのではないでしょうか。誰からも似たような反応しか返ってこない人間関係ほど面白くない事はないでしょう。

確かに鶴野充茂さんが著書『SNS的仕事術』で主張されているように「SNSを自分を売り込むツールとして活用する」という方法もあるとは思います。しかし、実際にそれを実行しようと思えば、マイミクを仕事に関係する仲間に限定するという「人間関係を割り切って考える能力」、日記に公開する情報を適切に判断する「情報活用能力」、日記を面白く、かつ有用なものに見せる「文章表現力」が求められます。実際にこれだけの能力を身に付けるには相当な努力と慣れが必要になると思われます。

一般的理解と違って、「匿名ブログで自己表現するよりも、mixiで自己表現する方が格段に難しい」と言えると思われます。つまり、mixiの方が扱いやすいという理解が広がっているがために、かえってマイミクの画一的な人間関係を助長していると言えるでしょう。

※ なお、記事上では主にmixiに限定して記述していますが、ほとんどのSNSに当てはまると思われます。
タグ:mixi SNS
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2006年10月04日

最強のアンチウイルスソフト「Kaspersky」、ジャストシステムより発売

ジャストシステムがアンチウイルスソフト防御力ランキング(www.virus.gr調査)で1位に輝いた最強のアンチウイルスソフト「Kaspersky」の最新版(ver.6.0)を発売するそうです。

□ ジャストシステム・ニュースリリース
□ 商品紹介ページ
□ 関連記事:GIGAZINE「ジャストシステム、セキュリティソフト「Kaspersky」を発売」

ただ、Kasperskyは防御力が高い反面、異常に重い、さらにはウイルス定義ファイルの更新が頻繁すぎて鬱陶しいという噂も聞くのですが。防御力と動作負荷のトレードオフをどのように考えるかでしょうね。とにかくセキュリティを出来る限り高めたいと考えている方にとってはアンチウイルスソフトを選ぶ際の候補の一つとなるでしょう。

私は・・・現在、利用しているMcAfeeでさえ重いのに、それ以上に重いソフトとなるとさすがに敬遠してしまいます。

なお、価格は「Kaspersky Internet Security 6.0」が12800円、「Kaspersky Anti-Virus 6.0」が8,800円。防御力同様、価格も高いです。ソースネクスト「ウイルスセキュリティZERO」が4000円弱で更新料無料のアンチウイルスソフトを提供している時代にこの価格設定は高すぎるのではないでしょうか。
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2006年10月03日

FC2ブログ、アクティブユーザ数日本一の光と影

ブログ界の後発組・FC2ブログがアクティブユーザ数日本一に!

関連記事:FC2インフォメーションGIGAZINE

ライブドアブログ大失速の影響もありますが、FC2ブログが2006年9月期における月間アクティブユーザ(1ヶ月に一度でも更新した事のあるユーザ)数で日本一に輝いたようです。

やはり、サービス開始当初から動作が軽快だった事、豊富なテンプレート、そしてカスタマイズ性が高い事が大きいでしょう。ただ、最近はこのブログで利用しているSEESAAの方がカスタマイズ性に関して高くなっているような気がします。

しかし、FC2ブログがここまでシェアを伸ばした大きな要因の一つとしてはアダルトコンテンツを許可している点にあるのではないでしょうか。実際にFC2ブログのジャンル登録数で見ても、「アダルト」ジャンルは「日記」、「ブログ」に次いで3位ですから。現在のところ大半のブログサービスはアダルトコンテンツ禁止ですから、アダルトブログを作りたいユーザの多くがFC2ブログになだれ込んでいるのではないかと考えられます。

アダルトブログもただ存在しているだけなら興味がある人が行くだけですから大して問題ありませんが、異常な数のトラックバックスパムを行なうところも多いですから、困り者です。最近でこそ、かなり減りましたが、一時期、私がFC2で運営している別のブログに1日あたり200件近いアダルトブログからのトラックバックスパムが来ていた時もありましたから。

そして、アダルトブログの最大の欠点だと思われるのが、入り口ページを設けるのが困難であること。今までのアダルトサイトなどであれば入り口ページがあって「18歳未満はお断り」などと書かれていました。それが最低限のマナーだったのだと思います。しかし、FC2のアダルトブログでは入り口ページも何もなくいきなり記事です。それどころか、18歳未満禁止云々の文章さえないところもある始末。ブログがあまりにも簡単にできる事の副作用でマナーが低下しているのではないでしょうか。

FC2ブログも今回、アクティブユーザ日本一となり、日本を代表するブログサービスとなった以上はやはりこのような問題にも真摯に取り組む必要があるのではないでしょうか。ユーザ個人としては入り口ページを設置するのは困難であっても、FC2ブログ自体のシステムを改良してアダルトブログへのアクセスがあった場合には一旦、入り口ページを経由させるなどの対策は充分、可能だと思われます。

関連リンク:FC2ブログ
タグ:ブログ
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2006年10月01日

レンタルサーバ「XREA PLUS」が月額200円で容量2Gを提供

優良レンタルサーバがさらにパワーアップ!

庶民的なレンタルサーバとしては「ロリポップ!」、「さくらインターネット」と並んで人気のある「XREA PLUS」が本日、10月1日より容量をこれまでの倍となる2GBに増量。転送量も1日当たり3GBまで可能ですし、写真中心のサイトでも文句無く使えるでしょう。

年額2400円(月200円)でこれほどまでのサービスを提供しているレンタルサーバはなかなか無いのではないでしょうか。PHP5にも対応、MySQLは5個まで設置可、cronも利用可と機能面も充実してます。私もこれまで2年余り利用していますが、重いと感じた事もありませんし、ほとんど問題も無く動作しているので気に入っています。

そして、XREAでは今秋に「XREA PLUS」の上位プランもスタートするそうです。現在のプランでも価格不相応なハイレベルなサービスを提供しているXREAの上位プランとは果たしてどのようなサービスになるのか今から楽しみです。
posted by admin at 03:26 | Comment(0) | TrackBack(0) | IT業界 このエントリーを含むはてなブックマーク
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