2006年12月21日

待遇のレベルを下に合わせて格差を無くすという妄言

八代尚宏・国際基督教大教授の提言
「正社員と非正規社員の格差是正のため正社員の待遇を非正規社員の水準に合わせる方向での検討も必要」
MSNニュース「労働市場改革:正社員待遇を非正規社員水準へ 八代氏示す」より

当たり前の事ではあるけど、確かに非正規社員の待遇水準を向上させるのは努力すべき方向だよなぁ、うんうん。

ん、あれ・・・。

"正社員の待遇を非正規社員の水準に合わせる"
「非正規社員を正規社員の水準に合わせる」のではなくて、「正規社員を非正規社員の水準に合わせる」のですか!?何を言っているんだ、この人は・・・(゚O゚;

非正規社員の平均年収200万円程度とも言われる待遇はさすがに悪いので、その点は問題があるが、少なくとも非正規社員には(正規社員に比べて)自分で時間をコントロールしやすい、それほど大きな責任はかからないというメリットがある。非正規社員の中には、そのような点に魅力を感じている人がいるから、現在の非正規社員への待遇はかろうじて成り立っているのに、その待遇を正規社員にまで押し付けるのは非合理的だと思うが。

実際にこれが実行されたとしたら、むしろ格差が広がるのではないだろうか。これが実行されたとしても、仕事の出来る社員はほとんど収入は減らないだろう。企業としても、仕事の出来る社員が流出してしまうのは痛手だろうから。それに対して、並みの仕事しか出来ない社員は非正規社員並の待遇に甘んじる事になる。なぜなら、並みの仕事しか出来ない人は転職などをしても、待遇の向上は期待しにくいから。この点から考えると、八代氏の提言が実現した日本社会というのは、一部の高所得層と大多数の貧困層に分かれた極端な格差社会になるのではないか。トランプゲーム風に言うなれば、少数の「大富豪」と大多数の「大貧民」により構成され、「平民」の少ない社会となるのではないだろうか。もし、そんな事になれば、トランプゲームと同じく革命的気運が起こらないとも限らない。今回の八代氏の提言では低所得層(貧困層)の間では格差が小さくなるかもしれないが、社会全体として見た場合には格差が拡大するものと言えるだろう。

私が考えるに、格差を少なくしたいならば、正規社員と非正規社員の待遇を合わせるよりもむしろ、正規社員を希望する非正規社員の方に、広く正規社員への門戸が開かれた社会を作る事が重要だと思われる。非正規社員の中には「時間的な自由さ」や「責任の軽さ」を魅力に感じ、自らの判断で正規社員にならない人もいるのだから、そのような自分で納得して非正規社員になっている方は正規社員に比べて待遇が少々、劣っていてもそれほど不満を抱かないだろう(その点を考慮しても今の非正規社員への待遇は低すぎるが)。

格差社会問題を語る場合、格差自体が問題となる事が多いが、私は必ずしも格差自体が悪いとは思わない。先述した通り、フリーターや非正規社員として働いている人の中には「自由」を謳歌したいがためにその立場にいる人もいるわけで、そのような方が正規社員の方と比べて格差があるというのは、それほど大きな問題ではない。問題は正規社員になりたいのに、年収の極端に低い非正規社員に甘んじている人がいる事だろう。実際には、正規社員として働く意欲があるにも関わらず、企業側の都合で非正規社員という立場から抜け出せない人がいる。社会にはある程度の格差はあっても構わない。しかし、自分が望まないのに、低所得層になってしまっている人を極力、少なくする必要はある。

もちろん、正規社員を増やすというこのやり方だと企業が苦しくなるという指摘もあるだろう。しかし、非正規社員を正規社員として採用して、致命的ダメージを受ける企業はそれほど多くないだろう、特に大企業の場合は。そもそも、企業というのは、それ自体が稼ぐために存在しているのではない。企業が稼いだお金を従業員や株主などに配分し、皆で豊かになるために存在しているはずである。つまり役員など一部の人が必要以上に利益を得て、従業員や株主の利益が圧迫されるのは不適切であるし、また、株主だけに配分を集中して従業員の配分を抑えるというのも不適切である。つまり、「企業が苦しい」という企業主体の考え方は、賢明な考え方であるとは言いがたい。

ちなみに、今回の提言をした八代氏はエリート中のエリートとしての経歴の持ち主で、企業で平社員として働いた経験などあるはずもないだろうし、現在も大学教授という極めて安定した立場にいる方が、労働者への対応を語る事など出来るのだろうか。もちろん、学問としては可能だろうが、学問として合理的な事が現実において合理的であるとは限らない。今回の提言も机上の空論に過ぎないのではないだろうか。

ようやく少しずつ話題になり始めた「ホワイトカラー・エグゼンプション」の件でも言えるが、労働者への待遇を考える際に、政治家、企業役員、大学教授という必ずしも労働者と利害関係が一致しない人ばかりが話し合うというのは問題がある。既に勝ち組の人ばかりが集まって話し合っても、自分達がより多くの利益を享受できる結論に流れるのは当たり前である。聖人君子でもない限りは、誰でも自分の利益が最重要なのだから。

関連記事:痛いニュース「格差是正のため、正社員の待遇をパート並に」…経済財政諮問会議・八代氏」
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2006年12月16日

あなたの嫌いな企業は?

嫌われる企業の傾向は?

人力検索はてな:あなたが一番嫌いな企業名とその理由を教えてください。

「一番嫌いな企業は?」という質問は面白い。ウェブ上では「○○が嫌い」という感情が表出しやすいので、盛り上げるうえではなかなかセンスの良い質問であった言えるかもしれない。

その中でもよく挙げられているのが、ソニー、朝日新聞、電通、ソフトバンクあたりでしょうか。各企業がどのように嫌われているか、以下にまとめてみます。

・ソニー
商品の品質の低さ(故障多発、初期不良など)や独自企画の押し付けによる抱き合わせ戦略が嫌悪される。品質に関しては、技術力がないのか、いわゆる「ソニータイマー」なのかは知らないが、確かに印象としてソニー製品は脆い。また、抱き合わせ戦略は既に時代遅れではなかろうか。企業理念は素晴らしいと思うが、その理念も形骸化か。

・朝日新聞
思想的な偏りや露骨な世論操作が嫌悪される。やはり公共的な性格を持つマスコミに中立性が欠如しているのはまずい。

・電通
高額な仲介手数料や政府との怪しげな繋がりが嫌悪される。仲介業者が金を取り過ぎると、クリエイターのモチベーションを削ぐ事になるのではないだろうか。ただウェブの隆盛によりビジネスモデルとしてはやや落ち目かもしれないが。

・ソフトバンク
ソフトバンクモバイルの「0円広告問題」が嫌悪される。個人的にはそんなに嫌いな企業ではないが、モバイル事業で墓穴を掘り続けているのは事実。

企業が嫌われる理由は様々なものがあるが、上記のうち、朝日新聞(厳密に言うと朝日広告社)や電通は「やらせ」で非難轟々のタウンミーティングに絡むなど、「非難するならご勝手にどうぞ」という開き直った雰囲気さえ漂う。

そもそも人間は多かれ少なかれ悪い部分があるわけなので、大企業になればなるほど、黒い部分をはらみやすくなるのかもしれなないが、黒い部分が改善されないのであれば、時代の変化とともにその企業は徐々に衰退していくのではないでしょうか。悪い事が一時的には企業にとってプラスの効果を発揮する事があるのはこの世の常ですが、かと言って長期的に見た場合、大きなマイナスとなって跳ね返ってくる事が多いのもこの世の常だと思うので。
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2006年12月12日

コンビニ弁当は想像以上に健康に悪いかもしれない

コンビニ弁当による健康への害を甘く見ていたかもしれない

livedoorニュース:コンビニ弁当ってどうなの!?

中国から輸入された野菜は水資源不足のため充分に洗浄されていないうえ、輸入された塩蔵野菜は港で何年間も放置されていて、異臭を放ち、カビが生えている場合も。そして、そのような経緯を経た野菜がコンビニ弁当に利用されているというニュース。

体に悪いとは前々から言われているコンビニ弁当だが、まさかこれほどひどいレベルだとは夢にも思わなかった。コンビニ弁当の臭いが強かったり、食べ物の色が妙に鮮やかだったりするのは、このような事実を隠すためだったのだろうか。このような状態なのであれば、インスタント麺や菓子パンで空腹を満たした方が健康への害が少ないのかもしれない。

実際にこのような危ない食品を消費者に提供するコンビニチェーンは論外であるとも言える。しかし、かと言って食糧自給率が極端に低い日本が中国からの輸入を減らす事は難しいだろうし、そこが難しいところ。

悪い食材を食べ続けた事による健康被害というものは、ある程度の年月が経たないと表面化してこないものだろうし、当面は改善される見込みはなさそう。唯一の対策は「食べない事」しかないでしょうね。

「知らぬが仏」の事実でした。。。

[関連記事]
□ 痛いニュース:"コンビニ弁当の実態" 中国産野菜、カビ漬物…「安いが、病気になるなら無意味」と専門家
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2006年11月29日

アイデアを実現するモチベーションの活かし方

個人的なアイデアに対するモチベーションを活かしていくには?

ウェブ上で多くの人に楽しんでもらえるサービスを作りたい、皆の役に立つ情報サイトを作りたい、お金を稼いでくれるサイトを作りたい、などなど、ウェブに慣れてくると、それを利用する様々なアイデアが思いついてくるものです。しかし、そのようなアイデアをどの程度、活かしきれているでしょうか?

会社での仕事であれば、やらなければ社内での立場が悪くなる、顧客から苦情がくる、などの無理やりにでも企画を実現していこうとする強制力が働きます。しかし、個人でサービスを作ろうとした場合、その行動に強制力を持たせる事が出来るのは自分だけです。それをやらなかったからといって誰かが文句を言ってくるわけではありません。つまり、気楽である反面、モチベーションの維持が困難であるというのが個人的な仕事の欠点です。

では、アイデアに対するモチベーションを上手く活かすにはどうすれば良いか。この問題に対する重要な指針が「ITmedia:1人で作るなら、一気にやるのが重要」に示されています。

上記の記事は便利なWEBサービスを次々と作り出している「SimpleAPI」運営者・伊藤まさおさんに対するインタビューの様子ですが、その中での重要な考え方をいくつか引用したいと思います。

「自分の能力よりほんのちょっと上のことを目指せば、やりとげたときに達成感があり、その方が仕事としても面白い。」
自分にとって出来て当たり前な事にはモチベーションは湧きにくい。例えば将棋のプロ棋士の人にとって「1時間の間、三手詰みの詰め将棋をする」という行動はモチベーションが湧くはずもありませんし、むしろ苦痛にもなるでしょう。つまり、実現には努力する必要がある仕事の方がモチベーションを維持できます。

「モチベーションに関して重要なのは、まず『モチベーションは長く続かない』と意識することではないでしょうか。『あ、作りたいな』と思っても、しばらく経ったら人は飽きてしまう」
思い立ったらすぐ作る。個人的なサービスの場合、たいていの場合、小規模のものである場合が多いため、土曜・日曜の2日間で出来てしまうものが多いと思います。たった、2日間、努力するだけで出来るものを先延ばししていると、2ヶ月経ってもできません。

「企画書がわりにとりあえずサイト作りました、というサイトがいわゆるWeb2.0っぽい」
Web2.0はある意味、「永遠のベータ版」。Web2.0サービスは作成者が初めから作り込んだものを提供するのではなく、ただ企画を具体化しただけのものをユーザとともに成長させていくサービスである。

「個人だとあまり複雑なサービスは作れません。自分が管理しきれる以上の量はやらない」
先に挙げた「モチベーションは長続きしない」という言葉とも関連するが、モチベーションが長続きしない以上、作成に膨大な時間がかかるサービスは個人では実現困難。一つの個人サービス作成にかける時間は、長くても1週間程度が適当ではないだろうか。また、企業による大規模サービスに対する個人サービスのメリットは、思い付きで作る事が出来て、不人気でもすぐに見切りを付ける事が出来る点にある事も忘れてはならない。

「自分が思いつくことなんて、絶対に他の人も考えているはずです。実際、思いついたけれどもやらなかったら他の人がやりはじめて流行っている」
ウェブの世界は本当に動きが早い。そのため、自分の思い付いたアイデアがいつの間にか他人によって実現されていたという事も多い。私も自分が頭の中で考えてはいたものの「需要がなさそう」、「面倒」などの理由で先延ばししていたサービスが、いつの間にか他人により実現され、さらにはそのサービスがソーシャル・ブックマークなどで高い評価を受けている事を知った時は本当に悔しい思いをした。他人が流行らせた後で「そのアイデアは私の方が先に考えていた」と言っても負け犬の遠吠えに過ぎないわけで、それを防ぐためにも、「アイデアはすぐ実行する」という考え方は重要である。

伊藤まさお氏の考え方は、シンプルではあるが的確で共感できる部分が多く、ネットサービス開発者の端くれとしてはためになるものであった。しかし、この考え方はネットサービスとは縁の無い方にも参考になる要素が存分に含まれていると考える。

なお、私が「先延ばし」という行為の問題を強く感じ始めたのは、S・ロバーツの『「グズ病」が完全に治る本』がきっかけでした。同書の中では、典型的な先延ばし症状とその解決法が示されており、先延ばしに悩む人にとっては何かしら得るものがある良書と言えると思います。ネットサービス開発者に限らず、先延ばしをしてしまいがちな人に参照していただければ幸いです。
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2006年11月23日

イギリスでは、いじめたら罰金

子供のいじめは親の責任

News@nifty:英では「いじめ撲滅週間」設け対策に

イギリスでも日本同様、「いじめ」が社会問題化している事を受けて、「いじめ」加害者側の親に「子育て講習への出席」か「罰金1000ポンド(約22万円)」を科すそうです。

現状では「いじめ」加害者の子供に「注意」以上の罰を科すことは困難。その結果として自殺者を出した後もいじめる対象を変えてさらにいじめ続けるという陰湿な子供がいるのであろう。そうであるならば、子供の教育義務がある親に対して何かしら罰を科し改善を迫るというのは、ある程度、合理性があるのではないか。

また、イギリスでは「子育て講習への出席」、「罰金1000ポンド」の2つの選択肢を用意してはいるものの、罰金額が異常に高い事を考えると、おそらく出来る限り「子育て講習」に出席して欲しいという事なのではないだろうか。ただ、「子育て講習」だけだと"忙しい"などと何かしら理由を付けて欠席しようとする親が増える可能性があるので、「罰金1000ポンド」という選択肢を加えたのだと考えられる。

ただ、これをそのまま日本に適用しようとすると問題が無いわけではない。

まず、何より日本では「いじめ」を「いじめ」と認める環境が整っていない。あらゆる「いじめ」対策は「いじめ」を「いじめ」と認めることによってスタート出来るので、何より「いじめ」がある事を認める環境を整える事が最優先。

次に子供のいじめというのはうまく組織化され、うまく「いじめ」を隠蔽してしまう性質を持っている。そして、「いじめ」に対して罰則が科されると、それに対応して、より隠蔽体質が加速する可能性があるのではないかという事。

以上のように「いじめ」に対する罰則は「子供に罪を問えないなら、親に責任を取ってもらう」という点では合理的な制度だと思われるが、当然ながらそれだけでは根本的な解決にはならない。

そもそも、いじめる側というのは意識的にしろ、無意識的にしろ、自分がいじめられたくないから他人をいじめるという考えを持っていると思われる。実際、いじめられている側ばかりを集めたクラスであっても、その中でまた「いじめ」が発生するとも言われている。つまり、いじめの解決には、いじめなくてもいじめられない環境、つまりクラスメートとの信頼関係を築ける環境が重要である。その点で、現状の1クラスに30人も40人もいるクラスでは、全員と信頼関係を気付くのは極めて困難。財政的には厳しいのかもしれないが、1クラスあたりの人数を減らせば「いじめ」というものも減少するのではないか。

かと言って、「いじめ」を全滅させる事はできないであろうから、いじめられた側が容易に「転校」、「自宅学習」などの対策を取れる環境を整える事も必要だろう。
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2006年11月20日

自分で斬新なアイデアを否定しないために

自分で自分のアイデアを否定していませんか

以下の22項目が"アイデアを殺す"方法として挙げられています。このような言葉を上司から言われた事があるという方も多いのはないでしょうか。自らのアイデアに対して、このような言葉を言われると相当なショックを受けるのは事実です。
  1. 「それはもう試したよ。」
  2. 「そんなのうまく行かないよ。」
  3. Would you like a pony? (※すみません、ここ意味分からず。検索すると割とヒットするフレーズなんですが・・・。pony = 子馬、重要でないものということで、「そんなつまらないことしたいのか?」という意味?)
  4. 「ばかげているな。」
  5. 「君はクビだ。」(※失敗すれば処罰される、という雰囲気では新しいアイデアは表にでない、という意味?)
  6. 「君には強く反対する。」
  7. (笑い)
  8. 「予算にないな。」
  9. 「それは重要な問題じゃないよ。」
  10. 「時間がない。」
  11. 「上が認めないよ。」
  12. 「我々の管轄外だ。」
  13. 「しかし、それがルールなんだよ。」
  14. 「非現実的すぎる。」
  15. 「もうお終いだ。」
  16. 「そんなの儲からない。」
  17. 「我々のビジネスじゃない。」
  18. 「技術的に難しい。」
  19. 「何のことを言っているんだ?」
  20. 「みんなちゃんと考えているのか?」
  21. 「そんなの欲しい人はいないよ。」
  22. (反応なし)

しかし、上司など他者からこのような言葉を受けるというのは実際はそれほど大きな問題ではないと考えます。少しくらいであれば気にしない事も可能でしょうし、もしアイデアを否定ばかりするような会社であれば、その会社は社員を単なる歯車としてしか考えていない可能性があり、転職してしまっても良いでしょう。つまり、他者によるアイデア否定は、ある程度、対処する事が可能です。

それよりも問題なのはアイデアが浮かんだときに、自分で自分に上記22項目のような言葉を発してしまい、自ら貴重なアイデアを否定してしまう事ではないでしょうか。他者からのアイデア否定はちょっとした勇気さえあればそのアイデアを生かしていける可能性がありますが、自分によるアイデア否定は自分の頭の中だけで完結してしまうため、そのアイデアは結局、何も生み出しません。アイデアマンとそうでない人を分けるものは、アイデアを外に発信していくか、アイデアを自分の中だけで消化してしまうかの差であると考えます。実際のところ、どんな人間でも頭に浮かぶアイデアの数というのはそんなに変わらないのではないでしょうか。結局、差を付けるのは自分自身の考え方であると言えるでしょう。

何かアイデアが浮かんだ際に上記22項目のような言葉を発していないか、自分の頭の声に注意してみる必要がありそうです。
タグ:アイデア
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2006年11月16日

カップヌードルCMで話題「FREEDOM 1」が先行配信

FREEDOM 1カップヌードルのCMで気になっている人も多いのでは?

Yahoo!動画:FREEDOM 1

そういう私も気になっている一人です。CMでありながら壮大な世界観を感じさせる内容であり、かつ制作の初期段階では「スチームボーイ」などの作品で知られる大友克洋が関わっていたという「FREEDOM-PROJECT」。その長編化第一弾となる「FREEDOM 1」のDVD発売に先駆けて、11月17日正午から11月20日正午までの3日間、Yahoo!動画にて配信されるそうです。あの興味を抱かせるCMの世界観が長編化作品でどのように展開されているのか気になるところです。

FREEDOM1 DVD詳細情報
タグ:FREEDOM アニメ
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2006年11月07日

バランス型の日本の首相、一点集中のアメリカの大統領

タグクラウドに見る日本とアメリカのトップ像

Japanese Prime Minister Speeches Tag Cloud(日本の首相演説タグクラウド)
US Presidential Speeches Tag Cloud(アメリカ大統領の演説タグクラウド)

出現頻度の多い言葉ほど大きく、太く表示されるタグクラウドですが、日本の首相、アメリカの大統領のそれぞれの演説をタグクラウド化した上記2サイトを見ると、日本とアメリカのトップ像の面白い違いが見えてきます。

まず、アメリカ大統領演説のタグクラウドを見ると、現ブッシュ大統領では「terrorists」が一番、続いて「economy」、「freedom」が際立った大きさを見せています。ジョンソン大統領(1967-01-10)だと「vietnam」、ルーズベルト大統領(1932-10-13)だと「unemployment」などが際立っています。

それに対し、日本首相演説だと、安倍晋三首相(2006)では「日本」、「北朝鮮」が若干、大きいものの特に際立ってはいません。小泉純一郎首相(2004)だと「日本」、「国際」、「総理」などあらゆる言葉が似たような大きさ、村山富市(1995)だと「アジア」、「センター」がやや大きいものの他とも大差無し。

もちろん、アメリカでもニクソン大統領(1974-08-05)のように際立った言葉が無い場合もありますが、全体の傾向としてはアメリカ大統領演説は論点がはっきりしていて、日本首相演説では論点が曖昧という事が見て取れると思います。

この差が生じた要因としては、アメリカでは共和党と民主党という強い二大政党が存在しているのに対し、日本では自民党が与党である期間が非常に長いので意見をはっきり主張する文化が育っていない事があげられるのではないでしょうか。それに加え、日本では平和な期間が長く続いている事も要因でしょう。ブッシュ大統領は「terrorists」という言葉をよく発言しますが、それはテロによって平和が脅かされアメリカ国民の関心が向いているからでしょう。日本では平和を決定的に脅かされるような事態は、戦後、起こっていないので国民の関心が一点に集中するという事がなかなかありません。

ただ、多くの日本国民の関心が景気に向いていた「失われた10年」と言われる景気低迷期において、日本の首相が必ずしも「経済」、「景気」などの用語を頻繁に発していたわけではないという例外も存在するため、単純に首相個人の性格、国民性などというやや曖昧な要素が影響している事も考慮する必要はありますが。

このような特徴も、実感としてはあるものの、実際にタグクラウドという視覚的に分かりやすいかたちで比較すると興味深いです。

※ なお、両タグクラウドの作者がどのようなフォントサイズの設定にしたかなどの要素によって、タグクラウドを見た時のイメージというものも変わってくるので注意が必要です。また、日本首相演説タグクラウドの対象期間は短いので、それだけで日本の傾向とするのは若干の危険があります。

関連記事:GIGAZINE「アメリカ歴代大統領のスピーチをタグクラウド化」
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2006年11月06日

日本人の生涯給料−格差社会の一考察

入る会社が違うだけで生涯給料に3倍以上の差が付く

MSNマネー:日本人の全給料−最新版!

1位のキーエンスが6億1,532万円、1022位のキタムラが1億9,386円、日本を代表する1000社(厳密には1022社)の中でもこれだけの差が付くというのは日頃の生活の中で実感はするものの、実際に数字を見せられると愕然とする。それに1000社の中に数えられないような中小企業は膨大な数が存在するわけで、それらの生涯給料は多くの場合、さらに安いと思われる。「あらゆる労働の価値は平等」という考え方もあるが、この数字を見るととてもそうとは思えない。

もちろん、仕事は給料が全てではない。生涯給料が非常に高い仕事であっても、興味の持てない仕事、異常にキツイ仕事に就く事は「人生失敗への道」となるだろう。しかし、だからといって仕事に求める重要な一要素である「給料」にこれだけの差が付いてしまうのはいかがなものか。

現在では転職が珍しい事ではなくなったので、生涯にわたって同じ会社に勤めるとは限らないし、近い将来にはむしろ1回や2回の転職を経験するのは当たり前になっていくのではないかと考えているので、生涯給料という数字は参考程度にしかならないとは思う。例えば5位にランクインしたプリヴェチューリッヒ企業再生グループの平均勤続年数は0.8年らしいので、この会社に定年まで勤めるという事はほぼあり得ないだろう。

しかし、転職という手段があるにしても、実際問題として1000位付近の会社から上位にランクインしているテレビ局や電通などに転職するというのは余程のアピールポイントが無い限りは困難を極めるだろう。日本では勤める事が出来る企業がある程度、学歴で決まってしまうというのが現状である。

もちろん、学歴で選考することにも一定の正当性がある事は認めるが、ただそれだけの事で生涯給料にこれほどの差が付いてしまうのは問題であろう。「美しい国」を目指すのであれば、上位企業を守るよりも下位にランクインするような企業で働く人の生活を向上させるのが先決であると考える。その点で現在の景気回復は健全な姿であるとは言い難い。
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2006年10月26日

CubeWorld、棒人間の世界

CUBE WORLD SERIES2 PACK1(MIC/DUSTY)昨年のクリスマスにアメリカでヒットしたといういかにもハマりそうなCubeWorldがプチ流行の気配を見せているようです。

何が良いかと言うと、やはり棒人間の不思議な行動。クレイジーながらも微笑ましい棒人間の世界は小学生の四コマ漫画の世界を連想します。また、「モーションセンサー」によりキューブの向きを判別し、横に倒すと棒人間が転倒して怒り出すといった様子も見ることができます。

また、複数のCubeWorldを繋げる事により双方の棒人間が連携した行動を見せるなどシンプルですが、なかなか奥が深そうなグッズですね。部屋に飾っておいても良さそうですし、持ち歩いて疲れた時に見ると和みそう。

なお、価格は2個4410円(定価)。やや高めですかね。1個あたり2000円以下であれば、さらに流行するのではないかと思われます。

「CubeWorld」、クリスマスに向けて覚えておいて損はないキーワードかと。

バンダイ:CubeWorldオフィシャルサイト
CubeWorld商品詳細(Amazon.co.jp)
タグ:cubeworld
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2006年09月30日

秋田経済法科大の暴走?−茶髪を禁止

大学生にも「服装の乱れは心の乱れ」論を押し付けるのか。

読売新聞:学生の茶髪とピアス、やめれば現金1万・続ければ懲戒

論理的根拠が無い標語である「服装の乱れは心の乱れ」論。学生の服装の乱れに対して言われる勝手な論理であるわけだが、普通は高校を卒業すればこのような言葉はほとんど耳にしなくなる。ところがそんな常識を引っくり返して秋田経済法科大が茶髪とピアスの禁止に乗り出した。

「周囲に不快感を与える特異な髪形、染色、脱色は禁止」との事らしいが、茶髪がそんなに周囲に不快感を与えるだろうか。むしろ茶髪程度で不快感を覚える人間は社会的適応力が低いとは言えないだろうか。街に出て周囲を見回せばかなりの数の茶髪が存在する。そんなものにいちいち不快感を覚えていてはきりがない。

しかも、秋田経済法科大で今回の茶髪禁止の対象となるのは全学生1800人中50人。全体の3%にも満たない。ほとんどの大学でこの程度の割合の茶髪はいるだろう。つまり、秋田経済法科大が他の大学以上に茶髪に悩まされているわけではない。

秋田経済法科大・小泉理事長はこの茶髪禁止規則を高校教員や保護者にアピールして志願者の確保を目指すとしているが、茶髪さえも禁止してしまうような学生の自主性一切無視の大学に好印象を抱く人間が果たしてどの程度いるだろうか。この規則はかえって秋田経済法科大の首を絞める結果になるように思われる。

ここまでの話であれば、「秋田経済法科大は理事長の考え方が古かったんだな」程度の理解で済むのだが、今回の秋田経済法科大の事例ではこれにオチが付く。なんと茶髪を辞めた者には褒賞1万円を払うという!これほどまで露骨に学生を金で釣ろうというのは醜い。それに、"茶髪でない"学生にとってはそんな事に金を使う余裕があるなら、もっと他に回せと思うだろう。

そして、更なるオチは秋田栄養短期大学(秋田経済法科大の系列学校)のページ上部の写真。茶髪禁止を表明した大学のウェブサイトであるにも関わらず茶髪の女性がずらっと並ぶ。

また、今回の一連の報道を受けて秋田経済法科大側がコメントを発表したが、とりあえずこの場だけ逃れておこうという意図が感じられ信用しがたい。(参照:秋田経済法科大ニュース&トピックス

【秋田経済法科大・茶髪規制の関連ブログ記事】
[秋田経済法科大・茶髪規制−肯定意見]
□ 茶髪、ピアス禁止の大学が出た!! (ためになる情報です)

[秋田経済法科大・茶髪規制−反対意見]
□ これはひどい。(今日の成果と成れの果て)
□ あー情けない・・・(ピア 徒然見聞録)
□ 「教育」現場で行われている暴力(新・我輩はガンダム好きのマンガ研究者也)
□ アホチャウか?第2弾(シュッフィー日誌)
タグ:モラル
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2006年09月26日

ブックオフ買取システムによる文化破壊

ブックオフはある意味では文化破壊企業なのか。

Living, Loving, Thinking:合計600冊?
恐妻家の献立表:ブックオフの本当の怖さ

利用者からしてみればブックオフというのは買い取り価格が異常に安い古本屋というイメージしかありません。しかし、そのブックオフの「話題性のある本、保存状態の良い本」を高く買うという買取基準が文化面に大きな打撃を与えているのかもしれません。

ブックオフの高価買取基準(人気・綺麗)のどちらも満たさないものが古書。ブックオフに持って行っても1円の価値もありませんが、古書の中には学術的に高い価値を持つ稀少書も含まれているわけです。

もちろん近所に古書店街などがある地域であればそちらに持っていけば適正な価格で買い取ってくれるでしょう。しかし、近所に古書店街などの無い大多数の地域であれば、ブックオフに持ち込みたくなりますが、ブックオフでは1円の値段も付かない。では、どうするか。多くの場合、結果として捨てるしか無くなるわけです。

必要とする人の手に渡ればお金には換算できないほどの価値を生み出したかもしれない貴重な本がブックオフの買取システムのために捨てられてしまうかもしれないというのは文化的に大きな損失となります。

ただ、買取の徹底的な効率化の結果、栄えてきたブックオフが貴重な古書を適正な価格で買い取るという事はおそらく将来的にも無いでしょう。しかし、適正価格を判断できる古書店を紹介するシステムなどを整備する事は出来ないものでしょうか。

経済の効率性に偏重していった結果、生み出してしまった文化的損失と言えますが、何かしら改善を期待したいものです。
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2006年09月16日

厚生労働省所管の適職検索サイト

CAREER MATRIX:職業とキャリアに関する総合情報システム

厚生労働省所管の適職検索サイト。と言っても毎日キャリアナビ、リクナビなどの転職・就職情報サイトで見たことがあるような適職検索システムと大きな違いはありません。ただ、公共性が強いサービスという事で公平性という点では信頼できるかもしれません。

関連記事:GIGAZINE:504の職業から適職を探すことができる「キャリアマトリックス」

私の適性としてはシステムエンジニア、新聞記者、、放送ディレクター、WEBクリエイターなどが向いているようです。合っているようなそうでもないような・・・。

就職・転職の際の参考にでもどうぞ。こういう適職検索システムを過度に信じ込みすぎるのは危険ですが。
タグ:転職 就職
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完璧なプレゼン〜任天堂・岩田聡社長

任天堂:Wii Preview

完璧なプレゼンというのは、こういうものなのか!と感嘆させられる任天堂・岩田聡社長のプレゼンです。真摯な姿勢、しっかりとした現状把握、明快な滑舌、そして何より見る側をわくわくさせる雰囲気作り。素晴らしい。

「Wii」は買おうかどうか迷っていたが、これを見ると思わず欲しくなってしまう。

こちらの記事でも熱狂的な賛辞を送られていますが、実際、このくらい興奮された方も多いのではないでしょうか。

「NINTENDO DS」がブームを起こすまでの任天堂という企業は"過去の栄光にすがった企業"という印象がありましたが、これからのゲーム業界を引っ張っていくのは、やはり任天堂なのかもしれません。
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2006年09月13日

高齢化社会でもゲーム業界は問題無し

一時期、高齢化社会になるとゲーム人口が減少してゲーム業界は苦しくなるという話も聞きました。そして実際、私もそうなるだろうと予測していました。ところが案外、そうでもないかもしれません。

もちろん最近のNINTENDO DS「脳を鍛える大人のDSトレーニング」のような実用系ゲームが売れているというのもありますが、それ以上に驚かされたのはITmedia「高齢者の暮らしを支えるビデオゲーム」の事。海外の話ではありますが、なんと70歳のご老人がRPGを好んでプレイし、バイオハザードもプレイされているそうです。

そして高齢者のゲーム好き現象は日本でもさらに加速するかもしれません。というのも最近、話題となっている「団塊の世代」ですが、その団塊の世代が30代の頃に発売されたのがファミコン。30代というとちょうど金銭的にも多少の余裕がありますし、この世代の中にも当時としては目新しいファミコンにハマった方が多いのではないでしょうか。つまりその方々が退職した後にゲームに再度、ハマり込んだとしても何ら不思議はありません。

将来的には老人ホームにゲームセンターなんて事が起こりうるかも?
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2006年09月06日

「まりもっこり」、流行っているのか・・・!?

まりもっこりハンドパペット何日ぶりかに「眞鍋かをりのココだけの話」を読んでいると「まりもっこり」なる奇妙なキャラクターが流行っているのだとか。眞鍋さん自身にも「エロキモイ」と評されているキャラクターですが、これが流行るとは少々、驚き。
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