2007年01月31日

ソフトバンクモバイルの0円携帯のトリックが明るみに

お金を請求されてから気付く0円携帯のトリック

神戸新聞:「0円携帯」解約に6万円 県、ソフトバンクに改善要望

ソフトバンクモバイルが大々的に宣伝していた「0円携帯」のトリックに気付いた人がいよいよ増えてきたらしい。実質、分割払いであるに過ぎない「0円携帯」だが、おそらくその事実が周知できていなかったのだろう。その事を知らずに契約したとしても、分割払いの支払いスタートが3ヶ月目からと設定されていたため、最初の2ヶ月は分割払いになっているという事実にはなかなか気付かない。ところが「0円携帯」プランスタート当時に契約したユーザがいよいよ3ヶ月目を迎え、携帯料金の請求額を見て、「なんだ、この分割払いは!?」と気付くわけだ。

ソフトバンクモバイル「0円携帯」プランは24回の分割払いで店頭で支払う頭金が0円という意味に過ぎない。つまり、実際はしっかり端末料金を支払わなくてはならないわけだ。しかし、この売り方があまりにも常識からかけ離れているのは誰が見ても明らかだろう。

例えば、家電店で液晶テレビを分割払いで買うときに「購入当日は料金を頂きません」と言われたとして、それを果たして「0円」だったというだろうか。

ソフトバンクモバイルが「無料」とも「タダ」とも言わずに、「0円」としたのは、この分割払いのトリックを仕込むためだったのだろう。

投資商品や保険商品の世界では、「複雑なものほどユーザが損をする」のが一般的であるし、やはり携帯の契約においてもその法則が当てはまるのだろう。
タグ:Mobile softbank
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2007年01月13日

2ちゃんねるが無くなったウェブを想像してみる

2ちゃんねるはどうなる?

2ちゃんねるで誹謗中傷された男性の訴えにより「2ch.net」のドメインが差し押さえられたそうな(参照:ITmedia)。それにしても、それさえも2ちゃんねるトップページでネタにしてしまうところはさすがといったところか。

しかし、差し押さえの結果、ドメインが競売にかけられたとしても果たしてそんなに値が付くのでしょうかね。ビジネスとして2ちゃんねるを利用しようと思うと尋常でない訴訟リスクを抱え込む事になるでしょうし、2ちゃんねるそのものの性格を変えてしまうとユーザも寄り付かなくなるので、企業が高額で買収する可能性は低いと思うのですが。

管理人のひろゆき氏も差し押さえとなると広告収入の道を閉ざされるので、経済的に痛いことは間違いないでしょうが、かといって当面はしのいでいける資産は築いているでしょうから、今後、どのように対応していくのかが気にかかるところです。

それにしても、2ちゃんねるが無いウェブというのはどのようになるのでしょうか。

想像してみましたが、実際はあまり変わらないのではないかなという気がしますね。2ちゃんねるはウェブにおいて相当、大きな影響力を持っていますし、また、趣味としてのユーザだけでなく雑誌等の記者の中にも2ちゃんねるを情報源としている人もいるという話は聞くので、「2ちゃんねる閉鎖」という事になれば一時的にはインパクトもあるでしょうが、人間というのは意外とすぐに新しい環境に馴染んだりするものですし、日常生活に直結しにくい趣味としてのウェブ上なら尚更でしょう。

また、2ちゃんねるが無くなると現在のような唯一無二の超巨大掲示板が登場するとは考えにくいでしょうが、中規模の掲示板が多数、登場してきて、その中でこれまで2ちゃんねるで行なわれてきたような慣習が育っていくのではないでしょうか。2ちゃんねるというツールが消えたからといって、「本音を出したい」、「束縛されずに話したい」という欲望はそう簡単に消えるものではありません。
タグ:2ch
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2006年12月12日

ドラクエの新たな挑戦−ドラクエ9、ニンテンドーDSで発売へ

RPGの代表格・ドラクエがニンテンドーDSで発売へ。ドラクエのナンバリングタイトルが携帯ハードで発売されるのは史上初。タイトルは「ドラゴンクエスト9 星空の守り人」。2007年中に発売予定。

□ ITmedia:「ドラクエ9」はDSで 来年発売
□ livedoorニュース:有名クリエイター勢ぞろいの生誕20周年記念発表会で『ドラゴンクエストIX』発表!

それにしても思い切りましたね、スクエア・エニックス。てっきりWiiかPS3での発売かと思っていました。前作ではドラクエらしさを残しつつも、爽快感さえ漂う3D映像が話題となっていましたが、プラットホームにニンテンドーDSを採用する以上は、映像面で目新しさを出す事は難しいでしょうし、どのように斬新さを持たせていくかがキーでしょうか。

現在のところ、ワイヤレス通信を利用して複数人が一緒に冒険できる機能が発表されているが、これだけではアピールポイントとしては弱い。そもそもドラクエ9を持った人が複数人、集まる機会を作るのが難しい。子供ならまだしも、大人にとっては尚更、難しいだろう。

もうひとつ発表された「戦闘のリアルタイム化」は興味深い。所謂、「聖剣伝説」風の戦闘という事だろうか。従来のドラクエの戦闘方式にも、リアルタイム方式にもそれぞれ利点・欠点があるので今回の変更を一概に良いとは言えないが、上手くはまれば面白くなるだろう。

DSでのドラクエがどのような作品になるのか、期待が高まる。とりあえず、今月28日に発売される「ドラゴンクエストモンスターズジョーカー」が試金石となりそう。
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2006年12月10日

Cafesta(カフェスタ)、退会してもメールアドレスを削除せず

ここ1週間ほどネットをしていなかったので、1週間分のメールをまとめて受信

"【あげますCafesta】カフェスタから4つのプレゼント! vol.108"
12月7日受信分に、このようなタイトルのメールが混じっていました。
一見、何の変哲も無いメール。

しかし、実は私は1年以上前にカフェスタは退会していました。つまり、常識的に考えれば届くはずの無いメールというわけです。

その約3時間後に、
"【お詫び】カフェスタメールマガジンの誤送信について"
というタイトルのメールが届いていました。

しかし、単なる「誤送信」で済む問題でしょうか。メールアドレスが個人情報に該当するかどうかは微妙なところですが、企業倫理の面から考えると退会した顧客のアドレスをいつまでも削除しないというのは問題があると考えます。それにカフェスタの場合、プライバシーポリシーの「収集する個人情報および収集方法」の項において"メールアドレス"と定義している以上は、カフェスタにとってメールアドレスは個人情報であると考えるのが自然でしょう。本来、顧客の要望に従って削除されるべき個人情報を顧客の退会後も保持し続けるというのは、何か不正な目的のために利用しているのではないかと考えられても仕方ない。一時期程の人気は無いとはいえ、相変わらずコミュニティサイトとしては大手のカフェスタでさえ、このようないい加減な個人情報の扱いをしている事を考えると、大半のサイトは真面目に運営しているにも関わらず、ネットサービス全体としての信頼度は下がります。

また、カフェスタは今回の件についてサイト上での謝罪、および事情説明は一切、ありませんし、ほとんど反省はしていないと考えられる事から、「お詫びメール」にあった

"現在、該当のお客様のメールアドレスにつきましてはメールマガジン配信事務局にて情報を削除しておりますことご報告致します。"

という記述に関しても信頼できたものではありません。

カフェスタのいい加減さには呆れ返るばかりですが、ウェブ利用者としてもカフェスタのようないい加減なサービスを見分ける目を養っていく必要がある時代であるとも言えそうです。
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2006年11月14日

PlayStation3の転売価格急落−早くも問題顕在化

発売から3日で転売価格急落

J-CAST:ヤフオク早くも暴落! 「PS3」人気説に大疑問

11月11日の発売日には実売価格の2倍での転売取引も見られたPlayStation3。しかし、発売から3日が過ぎた現在では実売価格+1万円程度と転売相場は急落。現在のところ、PS3の次の出荷は未定であり、供給量が増えたためにこれだけ価格が落ち込んだわけではない。では、何故なのか?

まず、転売価格急落原因の前に、PS3の問題を挙げてみたい。

1.ソフト本数の少なさ
PS3の本体同時発売ソフトはわずか5本。その中でも注目されているのは「リッジレーサー7」くらいのもの。また、11月中発売ソフトとしても、PS3である必要性を感じない麻雀ソフトが2本追加されるのみ。これだけ本数が少なく、またジャンル面の偏りもあれば、高機能なPS3を発売日から楽しめるのは運良く興味のあるソフトが見つかった一部の方のみ。

2.初期不良
ソニー製ゲーム機では日常茶飯事である初期不良の不安は付きまとう。事実、既にPS2ソフト200タイトルが正常に動かないという不具合が見つかっている(関連記事:CNET JAPAN)。もちろん、PS2ソフトは膨大な数が存在するわけで初めから全てが正常に動作すると考えるのは楽観的すぎるが、しかし不具合の指摘に対して、広報が
PS3発売日の11月11日までにソフトの動作に対する修正をするため、我々は寝ずの作業を続けるなど、最大限の努力をしてきた。
と、客よりも自らの擁護を第一に考える回答を行なうような会社の体質を考えると、初期不良の影響をもろに受ける発売日にPS3を買おうと思う人は少ないだろう。

つまり、たとえPS3に興味がある人であっても、PS3を発売日に買う理由は非常に少ない。そうであるならば、上記J-CASTの記事でも指摘されているが行列を作ってPS3を買った人の中には転売目的だった者が大きな割合を占めていた可能性がある。

J-CASTの記事に書かれていた「福岡市博多区の『ヨドバシカメラ マルチメディア博多』。200台の販売数に対し、前夜から400人が押しかけた。店によると、その大半が中国人とみられた」という部分に関しては、誇張がないとも言い切れないし、中国に近い福岡であるという点も考慮しなければならない、それに全ての中国人が転売目的だったとは限らないので、全国で見た場合の転売目的の中国人の割合はそれほどではないと思うが、日本人でも「ニンテンドーDS」の高額転売などで味をしめた転売屋が多数いると思われるので、実質、購入者の半分近くが転売目的だった可能性は否定できない。

となると、オークションにおいて供給者(転売屋)は多いものの、PS3を本当に欲しがっている需要者は少ないわけで、需要と供給の関係から価格の低下は必然となる。それでも新たな出荷が無い以上、普通は急落はしにくいものだが、今回の場合、「ニンテンドーDS」高額転売の経験から転売屋が高額でも売れると高をくくっていた可能性がある。初日であれば、実売価格の倍でも欲しいという需要者がいたが、そのような人が一通り購入し終えると、今度は供給が圧倒的に多いのが目立ち始める。結果として、供給者の自信過剰と需要者の不足が今回の転売相場急落を招いたと言える。この調子だと、ソニーが次回出荷を行なうと転売相場が実売価格程度、あるいはそれ以下に落ちる可能性もあると思われる。

それにしても、わずか10万台の出荷であるにもかかわらず、これだけ需要が停滞しているというのは、ソニーとしては誤算だったのではないか。消費者にしてみれば、「Wii」優位が伝えられている現状では「PS3」が苦戦するのは予想通りとも言えるが。
タグ:PS3 ゲーム
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2006年11月11日

PlayStation3(プレイステーション3)、発売記事まとめ

PLAYSTATION 3(60GB)本日、PlayStation3が発売されました。任天堂Wiiとの争いでは苦戦必至と見られているPS3ですが、いくつか気になる記事をまとめてみようかと。

ITmedia:プレイステーション 3、販売開始
ビックカメラ有楽町本館に、ソニー・コンピュータエンタテインメントの久夛良木健社長兼CEOが来場。同店にて最初にプレステ3を購入されたのはわざわざ中国からお越しになった方だとか。ご苦労様です。

livedoorニュース:初開封、コレがプレイステーション3だ!
プレステ3の内容物一覧。コントローラはPS2とほぼ同じデザインなわけで、本体以外に目新しい部分はない。

asahi.com:プレステ3、日本で発売 梅田の量販店では2時間で完売
ヨドバシ梅田にて。相当、出荷数が少ないと聞いていたが、それでも完売までに2時間かかったというのは驚き。

IT+PLUS:「Wiiはビール、PS3はブランデー」エンターブレイン浜村社長に聞くゲーム商戦
PS3とWiiでは楽しみ方が全く違う。「PS3はその世界に入り込んでゆったりとした時間を楽しむブランデー」、「Wiiはみんなで集まってわいわいやりながら飲むビール」との事。

NIKKEI NET:「PS3」11日発売、携帯などと余暇時間奪い合い
一時的にはPS3に費やす時間が増えたとしても、長期的にみて携帯やネットに費やす余暇時間を奪うのは難しいのでは。もともとゲーム好きはゲームをするでしょうし、もともと携帯およびネット好きは携帯・ネットはなくてはならないものでしょうから。

IT+PLUS:「PS3」11日発売・ソニー対マイクロソフトの決戦に火ぶた【コラム】
方向性が似ている「PS3」と「Xbox360」の争いについて。日本においては何だかんだと言っても「PlayStation」のブランド名が確立しているので、「Xbox」の追随は困難かと。

livedoorニュース:PS3が背負うソニーの“復活”
PS3によって信頼失墜気味のソニーは息を吹き返すか!?

朝鮮日報:韓国でPS3が発売未定なワケ
ソフトの海賊版横行のため、韓国におけるゲームの収益性が低い。

CNET JAPAN:PS3の登場で本格化する次世代機競争、ゲーム市場を制覇するのは誰か
次世代ゲーム機「PS3」、「Wii」、「Xbox360」の比較記事一覧。

ITmedia:PS3、米国では値下げなし
日本ではWiiの低価格への警戒感から値下げしたPS3だが、アメリカにおいては値下げせず。ソニーの自信?

GAME WATCH:プレイステーション 3 発売日レポート〜渋谷編〜
渋谷での販売の様子。整理券での販売、および抽選形式での販売だった模様。

gooゲーム:「プレイステーション 3」発売! 都内各所で長蛇の列が!! 池袋編
電車の始発とほぼ同時に整理券配布終了。


現在では店頭で手に入れる事はほぼ不可能と思われるのですが、ヤフオクAmazonマーケットプレイスなどでは、20GB版(定価:49,980円)が8万円程度、60GB版(実売価格:6万円程度)が10〜11万円程度で取引されているようです。本当に欲しい人がたくさんいるなかで、転売目的で購入するという行為に良心が痛まないのかとは常々、思うのですが、高い値段でも欲しいという人がいる以上、転売市場というのは成立するのでしょうね。
タグ:PS3 ゲーム
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2006年10月23日

夢を追うはてな、収益を追うmixi

企業は夢か、お金か

シリコンバレーからの手紙:ある若者の「冒険」への小さな不安と大きな期待

Web2.0を体現している日本企業の筆頭とも言われている「はてな」と「mixi」。「mixi」は先日、上場を果たし大企業への階段を駆け上がっているのに対し、「はてな」はアメリカでゼロからのスタートをしようとしている。言うなれば「mixi」が収益を追求し、「はてな」が夢を追いかけたと言えるのではないかと思います。(もちろん、「mixi」も何かしら夢があるでしょうし、「はてな」も収益は考えるでしょうが)

"お金"と"夢"。どちらか一方が欠ければ企業としての根幹が揺るぎます。"お金"が無ければ経営悪化、ひどい場合は倒産。"夢"がなくなれば既得権益を守るだけとなり企業としての存在価値はなくなる。しかし、どちらを重視するかは企業次第。

高度経済成長期の企業人であれば"お金"は重要な要素だったのでしょうが、現在であれば"お金"の重要性は相対的に落ちてきていると思います。「はてな」近藤淳也社長の「必要以上のお金は必要無い」という考えにも納得できる部分もある。ライブドアの事例を見ても明らかな通り、沢山のお金があっても幸せになれるとは限らない。また、世界一の大富豪であるビル・ゲイツも「金持ちになんてならなければ良かった」という発言をした事もあります。つまり、必要以上のお金があっても決して幸せではない可能性があります。それならば、「はてな」のような夢を追うという方法も有りでしょう。

もちろん、何だかんだと言っても企業にとってお金は重要である事には変わりありませんから、アメリカ進出というリスクの高い行動により「はてな」の経営が傾くという可能性がある事は否定しません。しかし、新たなベンチャー像として「(お金ではなく)夢にこだわる」というスタイルを示してくれる事を期待したい。
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2006年10月14日

Apple、赤いiPod nanoで10ドルの寄付

赤い「iPod nano」を買って国際貢献。

ITmedia:赤いiPod nano、登場
Apple Store:iPod nano (PRODUCT) RED Special Edition

4GB仕様で、値段はこれまで通り23,800円。うち10ドルが「世界エイズ・結核・マラリア対策基金」に寄付されるそうです。値段が変わらないため、実質的に消費者側の負担はありませんし、なかなか粋なキャンペーンではないでしょうか。それにAppleらしくスタイリッシュなカラーですし、人気が出そうです。

タグ:ipod
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2006年10月09日

mixi(ミクシィ)の問題点−画一的なマイミク関係

mixi(ミクシィ)と言えば閉じられた環境により自分を表現しやすいという考え方もありました。しかし、実際にはオープンなブログよりも表現を制約されているのではないでしょうか。

例えば、匿名なブログでは「他人の誹謗中傷はしない」などの基本的マナーと「実生活に影響を与えかねない情報は書かない」という事さえ守っておけば、どのような情報でも書けるでしょう。日本人は自己主張はあまりしない民族だとは思いますが、良くも悪くもブログ上では存分に自己主張しているという方も多いと思います。(なお、こちらの記事での事例のような事を起こしかねない方はネット上での情報公開にはより慎重になった方が良いと思われます。)

ところがmixi上では普段以上に発言が制限されているように思われます。これは何故なのか?私も理解しきれずにいたのですが、↓の記事を読んで解決に大きく近づいたように思いました。

カツ紅:そしてボクはmixiに絶望した
ish:mixi疲れと友達の友達

つまり、「周りは知人だけの閉鎖的空間である→より自由に意見を発表できる」という論理自体が実は成り立っていなかったといえるのではないでしょうか。ウェブに慣れていた方がmixiを始めた時に感じることが多いという違和感はこれなのではないかと思われます。

実生活では多くの方は相手によって多少なりとも付き合い方を変えていると思います。例えば、仕事上の同僚とはクールに仕事の話、それに対し友人とはマニアックな趣味の話というような方もいるでしょう。しかし、mixiでは「仕事上の同僚」も「趣味の合う友人」も同じマイミクという枠組みの中に入る。人間というのは普段の姿と違う姿を他人に見せる事に不安を感じるものなので、「同僚向けのクールな仕事の話」も「友人向けのマニアックな趣味の話」も出来ず、結局は無難な面白みのない話に終始してしまいます。

これに以前の記事(mixi(ミクシィ)上場前夜〜SNSの問題点)で書いた「"マイミクが日記を書けば必ずコメントする"、"コメントがあれば必ずレスする"というような"暗黙の了解"」の問題が重なります。つまり、無難な面白みのない記事に何かしらコメントをしなければいけないわけです。例えば「今日はモスバーガーで昼食をとりました。」というような本人以外には何の興味もない日記に対しても何かしらコメントしなければなりません。そして、投稿されるコメントも「私も先週、行きました。」、「おいしいですよね。」というような面白みのないものばかり。「給料安いんだからマクドナルドの100円バーガーで我慢」というような軽い毒のあるコメントを見ることなど滅多にありません。

つまり、mixiは無難な投稿しか出来ない画一的なマイミク関係を作り出していると言えるのではないでしょうか。誰からも似たような反応しか返ってこない人間関係ほど面白くない事はないでしょう。

確かに鶴野充茂さんが著書『SNS的仕事術』で主張されているように「SNSを自分を売り込むツールとして活用する」という方法もあるとは思います。しかし、実際にそれを実行しようと思えば、マイミクを仕事に関係する仲間に限定するという「人間関係を割り切って考える能力」、日記に公開する情報を適切に判断する「情報活用能力」、日記を面白く、かつ有用なものに見せる「文章表現力」が求められます。実際にこれだけの能力を身に付けるには相当な努力と慣れが必要になると思われます。

一般的理解と違って、「匿名ブログで自己表現するよりも、mixiで自己表現する方が格段に難しい」と言えると思われます。つまり、mixiの方が扱いやすいという理解が広がっているがために、かえってマイミクの画一的な人間関係を助長していると言えるでしょう。

※ なお、記事上では主にmixiに限定して記述していますが、ほとんどのSNSに当てはまると思われます。
タグ:mixi SNS
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2006年10月03日

FC2ブログ、アクティブユーザ数日本一の光と影

ブログ界の後発組・FC2ブログがアクティブユーザ数日本一に!

関連記事:FC2インフォメーションGIGAZINE

ライブドアブログ大失速の影響もありますが、FC2ブログが2006年9月期における月間アクティブユーザ(1ヶ月に一度でも更新した事のあるユーザ)数で日本一に輝いたようです。

やはり、サービス開始当初から動作が軽快だった事、豊富なテンプレート、そしてカスタマイズ性が高い事が大きいでしょう。ただ、最近はこのブログで利用しているSEESAAの方がカスタマイズ性に関して高くなっているような気がします。

しかし、FC2ブログがここまでシェアを伸ばした大きな要因の一つとしてはアダルトコンテンツを許可している点にあるのではないでしょうか。実際にFC2ブログのジャンル登録数で見ても、「アダルト」ジャンルは「日記」、「ブログ」に次いで3位ですから。現在のところ大半のブログサービスはアダルトコンテンツ禁止ですから、アダルトブログを作りたいユーザの多くがFC2ブログになだれ込んでいるのではないかと考えられます。

アダルトブログもただ存在しているだけなら興味がある人が行くだけですから大して問題ありませんが、異常な数のトラックバックスパムを行なうところも多いですから、困り者です。最近でこそ、かなり減りましたが、一時期、私がFC2で運営している別のブログに1日あたり200件近いアダルトブログからのトラックバックスパムが来ていた時もありましたから。

そして、アダルトブログの最大の欠点だと思われるのが、入り口ページを設けるのが困難であること。今までのアダルトサイトなどであれば入り口ページがあって「18歳未満はお断り」などと書かれていました。それが最低限のマナーだったのだと思います。しかし、FC2のアダルトブログでは入り口ページも何もなくいきなり記事です。それどころか、18歳未満禁止云々の文章さえないところもある始末。ブログがあまりにも簡単にできる事の副作用でマナーが低下しているのではないでしょうか。

FC2ブログも今回、アクティブユーザ日本一となり、日本を代表するブログサービスとなった以上はやはりこのような問題にも真摯に取り組む必要があるのではないでしょうか。ユーザ個人としては入り口ページを設置するのは困難であっても、FC2ブログ自体のシステムを改良してアダルトブログへのアクセスがあった場合には一旦、入り口ページを経由させるなどの対策は充分、可能だと思われます。

関連リンク:FC2ブログ
タグ:ブログ
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2006年10月01日

レンタルサーバ「XREA PLUS」が月額200円で容量2Gを提供

優良レンタルサーバがさらにパワーアップ!

庶民的なレンタルサーバとしては「ロリポップ!」、「さくらインターネット」と並んで人気のある「XREA PLUS」が本日、10月1日より容量をこれまでの倍となる2GBに増量。転送量も1日当たり3GBまで可能ですし、写真中心のサイトでも文句無く使えるでしょう。

年額2400円(月200円)でこれほどまでのサービスを提供しているレンタルサーバはなかなか無いのではないでしょうか。PHP5にも対応、MySQLは5個まで設置可、cronも利用可と機能面も充実してます。私もこれまで2年余り利用していますが、重いと感じた事もありませんし、ほとんど問題も無く動作しているので気に入っています。

そして、XREAでは今秋に「XREA PLUS」の上位プランもスタートするそうです。現在のプランでも価格不相応なハイレベルなサービスを提供しているXREAの上位プランとは果たしてどのようなサービスになるのか今から楽しみです。
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2006年09月27日

Blu-ray・HD-DVD両対応ディスクは普及するか

Blu-ray・HD-DVD両対応ディスクは普及するのでしょうか?

GIGAZINE:Blu-rayとHD DVDの両規格を一枚の光ディスクに入れる技術

Blu-rayとHD-DVDの両方に対応したディスクを実現する技術が開発されたそうです。両企画対応のソフトが普及してくれれば消費者側が規格の違いに悩まされる事も無くなるでしょう。

ただ、大手映像ソフト供給会社がBlu-ray派とHD-DVD派で分かれている現状では、両対応ディスクの普及はなかなか難しそうですし、とりあえずはプレイヤー側での両対応、最終的には規格の統一を実現して欲しいものです。消費者としては規格が並存しているのは不便なだけですから。
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2006年09月14日

mixi(ミクシィ)上場前夜〜SNSの問題点

ミクシィって楽しいですか?

18億の売上しかないのに1000億の時価総額が付くのではないかと言われているSNS最大手・mixi。しかし、ミクシィの魅力が今ひとつ分からない私にとってはSNSの企業がこれほど注目されている事は理解に苦しむ。

SNSの最大の問題だと考えているのが"マイミクが日記を書けば必ずコメントする"、"コメントがあれば必ずレスする"というような「暗黙の了解」があること。匿名のサービスであれば、よく見るブログであっても興味が無い記事であればコメントしないだろうし、誰かが自分のブログにコメントしてくれてもそれが頓珍漢なものであれば返信する必要もない。しかし実名公表のSNSではそれをしなければならないというプレッシャーがある。これが積もり積もれば「mixi疲れ」という精神的な病も引き起こすのであろう。

そして、mixiという企業にしても問題が無いわけではない。こちらの記事でも指摘されているが、業者による広告目的の登録が相当数に上ると思われる。また、当然、アダルトコンテンツに対する対応もしっかりしなければならないだろう。IT業界では少々の問題は後回しにして徹底的な成長路線を進む企業の方が好業績を残している印象もあるが、小さな傷口が大きな問題となる事もある。

上場後のmixiが最近、信頼が失墜しているIT業界にどのような影響を与えるかは注目したいが、ITバブルの(部分的な)再現にならない事を願う。
タグ:mixi SNS
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